乳腺炎 しこり 手術

乳房にしこりができるなどの乳腺炎とその手術について

母乳育児中に乳房にしこりができて傷んだり赤くなったりするのは、乳管に母乳が詰まってしまうことで起こる乳腺炎の可能性があります。
そのうちの一つであるうっ滞性乳腺炎は母乳がたくさん出るなどの原因で乳房が詰まってしこりができたり、熱を持ったり、乳房全体が腫れて硬くなったりします。
他には、乳房の一部にしこりができたり赤くなったりして強く痛み、39℃以上の高熱が出る場合がある急性化膿性乳腺炎があります。
しこりができても、母乳外来でマッサージを受けたり自分の赤ん坊に母乳を飲んでもらったりすることで治ることが多いですが、乳腺炎は悪化すると手術が必要になります。
しこりに気が付いてから数週間放置して、乳房を押してぶよぶよした感じがあったらすぐに病院で診てもらうことが大切です。
乳房を押してぶよぶよした感じがあるのは膿が溜まっていることが原因なので、放置すると破裂する可能性があります。
破裂すると膿を全部出すことができなくなって手術が必要になるので、ぶよぶよした感じに気が付いたらすぐに病院を受診することが大切です。
乳房に明らかなしこりがなくても急な高熱が出たら乳腺炎だったというように、病院へ行くことで初めて病気に気が付くこともあります。
また、しこりが腫れて熱や痛みがある場合には、保冷剤や濡れタオルなどを当てて冷やすと良いです。
赤ん坊に母乳を飲ませたりマッサージしたり薬の投与を行ったりしても乳腺炎が治らない場合は、乳腺超音波検査で膿の状態を確認して、状況次第で切開手術を行います。
乳房に溜まった膿を除去することが切開手術の目的です。
乳腺炎の手術は保険が適用されるので、患者は3割負担になります。
手術費は薬代を入れてもほとんどの場合に一万円以内で済みます。
切開手術は約30分で終わり、日帰りの場合が多いです。
また入院になるか日帰りになるかどうかは患者の症状や他の持病や医師の判断によって異なります。
日帰りだったとしても術後約1週間は残った膿を排出するために、毎日通院する必要があります。
病気を治すためには焦らず時間をかけて病院で診てもらうことが大切です。