頬 しこり 何科

頬のしこりは病気によって何科を受診するかが変わります

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頬とは、耳、鼻、口の間の柔らかい部分のことを言いますが、頬にしこりが出来た事がある方は多いのではないでしょうか。
耳、鼻、口の近くということで、何科を受診すればよいのかも迷いますね。
頬にしこりが出来る病気の一部と、何科を受診すればよいかをご説明します。
◆歯科
*「虫歯や親知らず」が、酷い炎症を起こしてしまうと歯肉が腫れます。
その腫れが、頬にまで拡大して痛みをともなうしこりになって触れる事があります。
◆皮膚科
*「にきび」が化膿すると、毛穴に多量に蓄積した膿が固まって触れる為、このような状態を「しこりにきび」と呼びます。
自分で膿を押し出したりすると、痕に残る事もありますので、触らないで受診してください。
*「粉瘤(表皮嚢腫)」は、袋状の物が皮膚下にでき、その袋に垢等の老廃物が溜まり、しこりになってしまいます。
粉瘤は全身に認めますので、頬にも出来る時があります。
袋の中身は押すと悪臭のある泥状の物が出て来ます。
痛みは無いのですが、粉瘤が炎症を起こしてしまうと皮膚が発赤、腫脹する事があります。
根治方法は、袋ごと摘出する手術を行います。
*「脂肪腫」は、その原因はまだ明確になっていないのですが、脂肪細胞が形成する良性腫瘍です。
次に述べます「脂肪肉腫」という悪性腫瘍との識別が必要ですので、精密検査を受ける事をお勧めします。

*「脂肪肉腫」とは、こぶ状をになった脂肪細胞の悪性腫瘍の事で、皮膚や臓器にまで転移してしまう危険があります。

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◆整形外科
*「外骨腫(骨軟骨腫)」は頻度が高い腫瘍で、軟骨組織が突出しコブの状態になる良性腫瘍です。
原因は遺伝的な関与があると言われています。
稀ですが、悪性に転化する場合がありますので、定期検査は欠かさず受けてください。
◆耳鼻咽喉科
*「リンパ節の腫脹」顔面のリンパ節は、頬、耳の下、顎のライン等に分布しています。
身体はウィルスや細菌の侵入、攻撃に対し免疫細胞で抗体を作りますが、その際にリンパ節、リンパ管が腫脹を起こします。
リンパ組織が腫れる原因は炎症から悪性腫瘍までと多様です。
*「耳下腺炎」には、流行性、化膿性の二つがあります。
両方とも耳の下から頬にかけて腫れやしこりを認めます。
化膿性耳下腺炎は口腔内の唾液を分泌する器官から、細菌が侵入して耳下腺に炎症を起こさせます。
頭部側面から顔の表面にかけて疼痛があります。
流行性耳下腺炎は、所謂おたふく風邪の事で、頭痛、発熱をともないます。
成人が感染すると重症化しますので、おたふく風邪になった事が無い方は、充分に注意してください。
頬にしこりが出来る病気は、以上だけではありません。
良性腫瘍が多いのですが、それは、あくまでも確定診断後の結果であり、受診してみないとわかりません。

何らかの症状に気づいたら、悪性との判別の為にも、早めに受診して検査を受けてください。
何科を受診すればいいのか迷う部位ですね。
しこりがある場所が、浅いところならば皮膚科、鼻の周りや下顎、耳の下は耳鼻咽喉科を受診してみてください。
両方の診療科ともに違うようだ、他に何科があるのかわからないと迷われたら、受付をする際に何科を受診すればよいかと尋ねてみてください。
頬とその周囲には顔面神経が一本から分岐して五本走行しています。
しこりの大きさや場所によっては、顔面神経を圧迫するかもしれません。
受付で何科を受診すればよいのか尋ねても、それでも何科なのか、よく分からなかったという場合は「外科」を受診してください。
早期発見、早期治療が要です。

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